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人を謗らず、爭はず、寛容にし、常に柔和を凡ての人に顯すべきことを思ひ出させよ。
汝かれらに司と權威ある者とに服し、かつ從ひ、凡ての善き業をおこなふ備をなし、
我らも前には愚なるもの、順はぬもの、迷へる者、さまざまの慾と快樂とに事ふるもの、惡意と嫉妬とをもて過すもの、憎むべき者、また互に憎み合ふ者なりき。