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かく求むるところ、何事にても聽き給ふと知れば、求めし願を得たる事をも知るなり。
我らが神に向ひて確信する所は是なり、即ち御意にかなふ事を求めば、必ず聽き給ふ。
人もし其の兄弟の死に至らぬ罪を犯すを見ば、神に求むべし。さらば彼に、死に至らぬ罪を犯す人々に生命を與へ給はん。死に至る罪あり、我これに就きて請ふべしと言はず。