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かく神の裔なれば、神を金・銀・石など人の工と思考とにて刻める物と等しく思ふべきにあらず。
我らは神の中に生き、動きまた在るなり。汝らの詩人の中の或 者どもも「我らは又その裔なり」と云へる如し。
神はかかる無知の時代を見 過しにし給ひしが、今は何處にても凡ての人に悔改むべきことを告げたまふ。