章全体を読む
若しも罪を犯して死に當るべき事をなしたらんには、死ぬるを厭はじ。然れど此の人々の訴ふること實ならずば、誰も我を彼らに付すことを得じ、我はカイザルに上訴せん』
パウロ言ふ『我はわが審かるべきカイザルの審判の座の前に立ちをるなり。汝の能く知るごとく、我はユダヤ人を害ひしことなし。
ここにフェスト陪席の者と相 議りて答ふ『なんぢカイザルに上訴せんとす、カイザルの許に往くべし』