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又その地の種をとりて之を種田に播けりすなはち之を水の多き處にもちゆきて柳のごとくにこれを樹しに
其芽の巓を摘みカナンの地にこれを持きたりて商人の邑に置きけるが
成長ちて丈卑き垂さがりたる葡萄樹となり其枝は鷲にむかひその根は鷲の下にあり遂に葡萄樹となりて芽をふき葉を出す