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あたらしき酒はうれへ葡萄はなえ 心たのしめるものはみな歎息せざるはなし
このゆゑに呪詛は地をのみつくしそこに住るものは罪をうけまた地の民はやかれて僅かばかり遺れり
鼓のおとは寂まり歡ぶものの聲はやみ琴の音もまたしづまれり