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惡人のその燈火を滅るる事幾度ありしか その滅亡のこれに臨む事 神の怒りて之に艱苦を蒙らせたまふ事幾度有しか
視よ彼らの福祿は彼らの力に由にあらざるなり 惡人の希圖は我の與する所にあらず
かれら風の前の藁の如く 暴風に吹さらるる籾殼の如くなること幾度有しか