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懼ろしき事わが身に臨み 風のごとくに我が尊榮を吹はらふ わが福祿は雲のごとくに消失す
かれらは石垣の大なる崩口より入がごとくに進み來り 破壞の中にてわが上に乗かかり
今はわが心われの衷に鎔て流れ 患難の日かたく我を執ふ