章全体を読む
イエス言ひたまふ『更に幸福なるかな、神の言を聽きて之を守る人は』
此 等のことを言ひ給ふとき、群衆の中より或 女、聲をあげて言ふ『幸福なるかな、汝を宿しし胎、なんぢの哺ひし乳房は』
群衆おし集れる時、イエス言ひ出でたまふ『今の世は邪曲なる代にして徴を求む。されどヨナの徴のほかに徴は與へられじ。