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善き人は心の善き倉より善きものを出し、惡しき人は惡しき倉より惡しき物を出す。それ心に滿つるより、口は物 言ふなり。
樹はおのおの其の果によりて知らる。茨より無花果を取らず、野荊より葡萄を收めざるなり。
なんぢら我を「主よ主よ」と呼びつつ、何ぞ我が言ふことを行はぬか。