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彼その一の子を育てたれば小獅となりて食を攫ことを學ひ遂に人を食へり
言ふべし汝の母なる牝獅は何故に牡獅の中に伏し小獅の中にその子を養ふや
國々の人これの事を聞きこれを陷阱にて執へ鼻環をほどこしてこれをエジプトの地にひきいたれり