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汝らの近づきたるは、火の燃ゆる觸り得べき山・黒 雲・黒闇・嵐、
汝らの知るごとく、彼はそののち祝福を受けんと欲したれども棄てられ、涙を流して之を求めたれど囘復の機を得ざりき。
ラッパの音、言の聲にあらず、この聲を聞きし者は此の上に言の加へられざらんことを願へり。