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これ心には入らず、腹に入りて厠におつるなり』かく凡ての食物を潔しとし給へり。
彼らに言ひ給ふ『なんぢらも然か悟なきか、外より人に入る物の、人を汚しえぬを悟らぬか、
また言ひたまふ『人より出づるものは、これ人を汚すなり。